TAMRICでは画期的なシーズを共同開発するとともに、得られた研究成果を積極的に技術移転することにより、地域における医療機器、創薬、ライフサイエンス関連の新産業育成を実現します。産学連携によるR&I (Research & Incubation) を推進し、治験前段階のシーズ創出のみならず、萌芽段階シーズに対するテクノロジーインキュベーションも進めます。その主要な機能は次のとおりです。
TAMRICのR&Iにより生み出されたシーズのうち、治験等を要さないものについては、これまで東北大学で確立してきた技術移転制度を活用して、積極的に産業化を促進します。一方、治験等を要するものについては、東北大学病院・医学系研究科の倫理委員会と協調しながら、生命倫理・被験者保護・科学性に関して、所定の基準を満たした安全で効果的な臨床研究を行えるよう支援します。さらに治験審査委員会やTRセンターの知財管理部門や審査・評価部門とも協力しながら、法令や各種指針を遵守した知財管理など、治験に準じたR&Iを効率的に進め、早期の実用化へ向けた研究開発を支援します。
TAMRICの管理運営は東北大学が主体的に行い、産学官連携ラウンドテーブルの構成員を含む産学官は地域企業への技術移転等の支援を担います。
東北大学(研究担当理事、関連部局ならびにTRセンター、産学連携推進本部)、TAMRIC参加企業、宮城県、仙台市、東北経済産業局、(社)東北経済連合会等から構成され、地域全体のニーズと東北大学の特色をうまく組み合わせて拠点運営を進める。
TAMRICで支援・推進するシーズに関して、研究者と企業の連携による開発プロジェクトとして提案して頂き、本委員会でその申請を審査して、TAMRICにおける研究活動として将来の産業化を目指すのに相応しい研究であることを確認します。
TAMRICの活動に地域産業の視点を導入し、評価の客観性・公平性、評価結果の精度を高めるとともに、大学内外への説明責任の徹底、透明性の向上を図るために、外部有識者を委員として設置されます。本TAMRIC拠点の活動に対する助言や活動レベル評価を行って頂きます。
産と学の双方向からのR&Iの実施とシーズの実用化を、宮城県・仙台市・東経連事業化センター、東北大学産学連携推進本部がコーディネート役を務めながら支援します。産官の支援を受けながら、各種指針(ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針、疫学研究に関する倫理指針、臨床研究に関する倫理指針、遺伝子治療臨床研究に関する指針など)に精通した人材を配置し、民間におけるシーズ開発に対する相談とコーチングを提供します。また、大学発シーズを企業や地域へ紹介し、連携パートナーを探す仕組みや、産業側が大学の様々な教員と議論できる仕組みも提供します。
庶務・経理・施設管理全般を担当します。