この度、東北地方の「産」・「学」・「官」(宮城県、仙台市、東北大学、(社)東北経済連合会)が協力し、「東北先進医療研究開発連携拠点 (TAMRIC)」が発足することになりました。本拠点の目的は、「地域産学官共同研究拠点整備事業」(科学技術振興機構)による支援を受け、宮城県・東北地方の産学官連携プロジェクトを推進することにあります。
東北大学は、実学尊重の伝統に基づき、これまでにも応用を視野に入れた企業との共同研究を行い、様々な成果を上げ、世界に発信してまいりました。現在、「社会的ニーズを基盤に、地域的視点を考慮し、積極的な共同研究シーズの発掘、応用研究によるベンチャーの育成」を東北大学アクションプラン(井上プラン2009)に掲げ活動しております。TAMRICは医療関連領域でこのプランを実現する重要なプロジェクトとして期待されております。
一方、宮城県には電気・電子、精密加工、センサー技術等のものづくり力の強みがあります。この強みをさらに発展させるため、宮城県では高度電子機械産業振興における「医療・健康機器市場への参入促進」に取組み、仙台市では医療・健康産業の創出に向けた育成支援策を行っています。(社)東北経済連合会も、産学連携プロジェクトの事業化支援に積極的に取り組んでおります。
このような中、TAMRICは、東北大学病院が設置されている星陵地区キャンパスにおいて東北大学の各学科やTRセンター等との協力により、医療・創薬関連企業との連携・共同研究の推進の拠点となると同時に、医療・創薬に関する開発研究に求められる人材育成にも取り組んで参ります。
また、TAMRICは、宮城県だけでなく、東北各地域の産業振興策との連携、発展によって東北地方が医療・創薬関連企業の新たな集積地となることを目指して参ります。
是非、多くの方々に参画いただき、東北大学との連携により、大きなビジネスを創出・展開されることを期待しています。
平成22年3月
東北大学
宮城県
(社)東北経済連合会
仙台市